ヒプノセラピーをはじめて受けられる方へ

よくあるご質問等からまとめた内容を こちらに記載いたしました。

ご検討中の方へ、少しでもご参考になれば幸いです。

セッション前の準備の様子を動画で確認していただけます(ページ最下部)

内容についてご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。

ヒプノセラピーとは?

・ヒプノセラピーと催眠状態について

ヒプノセラピー(催眠療法)とは、催眠状態の中で暗示を用いて潜在意識に直接働きかける心理技術です。

催眠状態は、心がひとつの事に集中している状態です。

こどもが(大人も)カートゲームを夢中でしている時、画面のカーブに合わせて体が左右へつられて動いたり、

また、何回呼んでも聞こえてなかったりしますね、

あの様な状態をセラピストの誘導でつくっていきます。

必要に応じて更に集中を高めます。

 

集中とリラックス(弛緩)が催眠状態という、心が最高に安定した精神統一の状態をつくり出します。

潜在意識は100%防衛本能と言われていますので、実は催眠にかかっている時、通常の状態よりも自己防衛の力が強くなります。

ですので催眠状態は、自分の今行っていることがよく分かっています、

自分の意思も自分でちゃんと守っています。

 

そして暗示は、そんな潜在意識へ直接届くメッセージになります。

いつもいつも、薄いのにぐるぐる高速回転して、色んなメッセージやサインを弾き飛ばしてしまう思考(顕在意識)を休ませた中で送るので、ダイレクトに届くのです。

 

 


ヒプノセラピーの特徴

・ヒプノセラピーの特徴 

 

ヒプノセラピーの最大の特徴は、

自分自身で感じ、確認できる事だと思っています。

誰かに通訳してもらったり、解説してもらったりするのではなく、

自分の事を自分で感じ取るのが特徴です、

言葉に表しにくいこともそのまま受け取れます。

 

自分のことを信じられず、セッションが終わったとたんに

「どういうこと?でもやっぱり・・」とまた潜在意識に逆らいたくなる方もいらっしゃいますが、大体すぐにおさまります。

 

潜在意識と顕在(表面)意識がひっくり返った状態を経験できるのも、

ヒプノセラピー(催眠療法)の大きな特徴です。

・まぶたが開かない・組んだ手が離れない

などの軽催眠の状態でも入れれば、よく言われている潜在意識の大きさを実感でき、思考で抑えこむことの空しさを思い知れます。

 

「潜在意識」と聞くと、何かとてつもなくハイパワーで不可能がなくて、

宇宙レベルの魔法のような特別なもの。というイメージがありますが、確かにそんな面もあると思いますが、誰もが必ず持っている一番身近なものでもあると思います。身近で無意識なので、当たり前すぎて実感できなくなるのかもしれませんね。

 

潜在意識の中に埋もれていた可能性を見つけたり、

知らないうちにすり込まれていた障害(考え癖や思い込み)に気づけると、行動が変わります。

原因が分かっても行動が変わらない時は、何回かかけて修正していきます。

なぜこんなシンプルな事をすっかり忘れていたんだろう、と仰る方が沢山。 ですが「思い出した」ということは、憶えていた。ということですね。

 

潜在意識に働きかける、本当の自分に気づく。

その為のセラピーは、他にも沢山あります、

色を選んだり、身体から読み取ったり、いま世の中には沢山の方法、ツールがあります。

 

その目的の多くは潜在意識に働きかけ、その人らしさを取り戻したり、創造していくサポートなのではないでしょうか。

 

潜在意識に働きかける」その為に、

どんな方法が合うかは人それぞれですので、

それに応えるように目的へのアクセス方法が、これだけ数多く生まれているのではないかと思ったりします。

 


無意識のワーク

・なぜ無意識(潜在意識)のワークが必要なのか 

セミナーやセッションや本等で、モチベーションがあがったり、ヒントが見つかり、「なるほどそうだ!」とスッキリ、したハズが、

3日後、1週間後、「あれ?なんだったっけ」なんて事はありませんか?

もちろんその場所で、人生が変わるような気づきをもらうこともありますが、多くの場合すぐに忘れてしまいます。

それが一般的です。

 

なぜならそれらは表面(顕在)意識で行う思考のワークの場合が多いからです。

(恒常性や刷り込みの話はおいて置きます)

・思考は、「こうしたらいいよ・こうだからそうなんだよ」という説明や理論付けに素早く反応して理解することができます、

納得するのも早いのですが、忘れるのも早いのです。

 

恒常性(元の状態に戻ろうとする力)や、刷り込まれた信念や癖も手伝って、元に戻ってしまいます。

 

・反対に無意識のワークは多くの場合、結果が出るまで時間がかかります。

自転車の練習も何度も練習して、乗れるようになるまでは大変、

それでも1度身体で覚えてしまえば、その後何年乗らなくても、かなり久しぶりでも乗れてしまうと思います。1度覚えたら忘れません。

これと同じことが心にも起こるのです。

 

思考のワークが無駄だというのでは全く無く、それも必ず必要です。ですがそういった「答え」を早く出せる(ような気がする)思考・表面意識のワークは既に上手な方が多いと思います。

反対に、時間がかかる、ちょっと分かりづらい、練習が必要、自分主体な無意識のワークはなかなか取り組む機会がないのではないでしょうか。

それでも無意識(潜在意識)を置き去りに、表面だけでどうにかするには、それこそとっても時間がかかることになる事がある、と言うのは前回までのお話でお分かり頂けるかと思います。

顕在意識と潜在意識のバランスと、方向性を合わせる事が大切なのですね。

 

 

大事だけれど見過ごしてしまいがちな、無意識のワークのひとつの方法としても、ヒプノセラピーは有効です。

 

 


変化と変容

・変化と変容の過程

・ヒプノセラピーは何回位受けたらいいですか?というご質問は多いです。

時間もお金もかかる事なので、不安に感じて当然ですね。

ですが、残念ながら正確な答えは出せません。

クライアント様個々それぞれの状態や案件にもよります。

その為このご質問には、傾向としてお答えしています。

 

ヒプコの個人的な見解ですが、

浄化・ヒーリング系のセッションは1回で済む確率が高いです。

「浄化(カタルシス)」要らないものを無意識に溜め込んでいた事が原因で起きていた滞りや問題。

「ヒーリング」心身ともに疲れきっている為、頑張ろうと思ってもそのエネルギーがない、悪循環に気づいていない。

キレイにして充電するだけで、ほぼ解決する方が多くいらっしゃいます。

 

反対に「トラウマ」「恐怖症」「依存症」「自律神経失調症」等は原因が分かったとしても、回復に時間がかかる事は、想像して頂けると思います。上項目の「自転車の練習」の例にあたります。

 

そして「性格改善」「能力向上」「苦手克服」等は1回で改善する事もあれば、回数がかかる場合もあります。

 

ご自身のテーマがどこに当てはまるのか、思考ではなかなか分からないことも当然ありますし、「その他」もあります。

被暗示性(催眠状態への入りやすさ)も個々それぞれです。

(通常は回数を重ねる毎に被暗示性は高まります)

 

あくまでも参考のお話になりますが、回数が必要な場合、4回目辺りで効果を感じられる方が当サロンでは多いかな、という実感は持っています。

 

催眠状態の特性と潜在意識の特性を、どのように活かして変わっていくのかも、そのテーマによって少しづつ違うので、個別にご説明をしています。

 


ヒプノセラピーで改善できること

 ヒプノセラピーの効用と注意点

ヒプノセラピー(催眠療法)の効用は多岐に渡り、

サロンによって得意分野や専門性が違ってくるかと思います。

現在当サロンにて、受付させて頂いている項目をご案内いたします。

 

・苦手克服・例)名刺交換が苦手、スピーチが苦手、PTA活動が苦手 等、テーマがピンポイントであるもの

・性格改善・例)言いたいことが言えない、我慢しすぎる、自分の意思が分からない等、抑圧傾向の問題

・トラウマ・恐怖症・例)閉所恐怖症、水恐怖症、あがり症 等

・自律神経失調症・依存症・アダルトチルドレンの克服・等、精神的なものに対するもの

・不眠症・摂食障害・等、主に身体的なものに対するもの

・不感症・男性恐怖症・等、セクシャリティに関わるもの

・人生の変わり目・結婚、離婚、出産によるストレス。またそれとは反対に、 結婚したい、離婚したい、パートナーと巡り会う自分になる為の自己改革
・その他・ 原因不明の生きづらさ 等

 

マイナスの状態から健全な状態に戻る事だけではなく、
・能力向上・スポーツや学問に対する集中力の強化、等、
夢を現実にしていく願望達成にも、強い支えになります。

 

 

ヒプノセラピーや他のカウンセリング等でも、

幼少期に原因があると見て注目することが多くありますが、

それが全てでは無いと思っています。

パターン捉われることなく個別にご説明をしています。

※トラウマの数や深さによっては安全性や効率性をふまえ、IET神経学的 PTSDトラウマセラピーをおすすめする場合がございます。


ご注意点

 

・催眠療法は医療行為ではありません

・個人差があり確実な成果が約束されるものではありません

・現在 心のお薬の処方を受けている方は、必ず医師に確認の上お申込み下さい。
当サロンは、女性専用という以外は特に制約はありませんが、治療中の方は主治医の許可が必要です

 

  

あくまでも参考のお話になりますが、回数が必要な場合、4回目辺りで効果を感じられる方が当サロンでは多いかな、という実感は持っています。

 

催眠状態の特性と潜在意識の特性を、どのように活かして変わっていくのかも、そのテーマによって少しづつ違う為、個別にご説明をしています。

 


ヒプノセラピーと自己催眠

ヒプノセラピーと自己催眠

当サロンでは自己催眠の修得も推奨しており、通常のヒプノセラピーセッションの際も日頃のセルフケアとして、その方に合った方法をお伝えしております。

ヒプノセラピー(他者催眠)と、自己催眠は基盤は同じでも、目的は違うものです。

自己催眠=自分自身で催眠状態(精神統一)に入る技法(詳しくはこちら)

自己催眠を習慣にできれば、日々のメンテナンスをしながら自分のタイミングで器を広げる事ができます。

心の器、可能性の器、健康の器など、潜在意識と顕在意識の方向性を合わせる訓練をしながら、色々な必要な器を広げ、反対に不要な器は小さくしていきます。

自身のベースが整い、例えばそもそもの「悩み」の捉え方も変わっていきます。不眠症や免疫力向上にも効果的です。

 

自己催眠は、元々精神的な治療の為に確立されたものである為、心の状態や体調に関わらず取り組みやすいのも特徴です。

 

瞑想や呼吸法が苦手な方にも好評です。

自己催眠法の主となる自律訓練法は、厚生労働省や協会けんぽのサイトでも紹介され推奨されています。

 

全て独学で修得することも可能ですが、一度他者催眠で公式の段階を体感した後で取り組むと、確実かつ修得が早いと言われています。

被暗示性(催眠状態への入りやすさ)が低い方へは、高める練習としてもおススメしています。

日々のメンテナンス&なりたい自分がすっぽり納まる器作りが目的です。

 

若干の地味さはあるものの、良いこといっぱいな自己催眠ですが、

やはりあまりにも疲れている時や、緊急的で集中できない時などは

自分では出来ない時もあります。

そんな時にはヒプノセラピー(他者催眠)や他のツールの力を借りる時です。

両方使えるのが一番良いですね。

 

 

この他ご質問等あれば ぜひお寄せくださいませ。

 

・個人的な説明と例等ですので、無断転載等はご遠慮下さい・

 

 


催眠状態への入りやすさを見るテストの一例です。

モデルさんは何度も催眠を受けて頂いている方なので、

この数分で深く入ることができます。

初めての方は、何となくまぶたの重たさや感覚の変化を感じられたら充分です。

イメージのお試しにお使いください。

被暗示性テストや催眠導入には他にも様々な方法があります。